アメリカでの双子育児 -36ページ目
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赤ちゃんにだってビタミン剤(驚)!

昨日は妊婦用のビタミン剤について書きましたが、産まれたばかりの赤ちゃんにもビタミン剤の摂取が薦められます。
これは私にとって妊婦用のビタミン剤以上に拒否反応が出たものでした。

赤ちゃんにも鉄分が必要ですが、母乳のみの育児をしていると鉄分不足になる恐れがあり、処方されることが多いようです。
私は混合育児で粉ミルクの中には鉄分も含まれているのに、半分母乳を与えているという事で何の検査も受けてはいませんが、ビタミン剤も規定の半分の量を摂取させるように小児科医に言われました。

私が与えているのはPoly Vi Solというものですが、液状になっていてスポイトで必要な量を吸い取ったらミルクに混ぜるか、母乳育児の人は直接赤ちゃんの口にいれるものです。

初めの数ヶ月・・・・実は全然与えませんでした。
やはり日本で聞いたこと無いものって容易に受け入れられないんですよね。
しかも赤ちゃんになんて。

でも検診の度に聞かれるので、
「あ!買うの忘れてました!」
「よくあげるの忘れます・・・」なんて渋々答えているうちにやっぱり
少しはあげた方がいいかな?と思い始め、時々与えています。

日本のママ達、どう思います?
そしてアメリカで子育てしているママ、やはり与えてますか?





妊婦用マルチビタミン剤

さすがビタミン大国アメリカ!妊婦だってビタミン剤を処方されます。
一説には妊婦なのに栄養管理が悪い人が多くて処方されるようになったと聞きましたが、本当は製薬会社が売りたかったから?!

あらゆるビタミンがバランス良く含まれていますが、特に葉酸とカルシウムが多いようです。
葉酸の摂取は二分脊椎を防ぐことは良く知られていますよね。
(本当は妊娠前から意識的に摂った方が良いとも聞きました。)

私は日本にいる時、ビタミン剤と言えば鉄分とカルシウムくらいしか摂取した事が無いのですが、鉄分に関しては10代の頃から貧血がひどく定期的に医者に通っていたためでした。
カルシウム剤は職場で受けた骨粗しょう症の検査結果があまり良くなくて将来子供を産んだ後に注意するように言われた為、市販のものを思い出した時に飲んだ程度です。

なので、産婦人科医にビタミン剤を処方された時もなんだか怖くて初めは全く飲んでませんでした。

しかし、妊娠発覚後襲ってきたつわりは想像を絶するつらさでした。
医学的には多胎妊娠のつわりが特にひどくなると言う根拠は無いそうですが、異議を唱えたいくらいですね。
何がつらかったかってもうすぐ終わる、あともうちょっと・・・と信じていたつわりが、結局妊娠期間中ほとんど続いてしまったことです!
その結果、食事がほとんど食べられなくて体重の増え方がとても緩やかでした。
初期の頃は、今食べられなくても胎児に影響は無いと思いりんごをかじって食いつなぎましたが、中期になってくるとりんごだけって訳には行かなくて無理やり食べては吐くの繰り返しでした。1日中吐き気に襲われ何にもやる気が起きなかったです。
そこで、胎児のためにもビタミン剤ででも良いから栄養を摂った方がいいと思い真面目に飲むようになりました。
8ヶ月になった時にやっとご飯茶碗一杯分が食べられたときは本当に嬉しかったです。

結局、臨月に入っても10kg増で、妊娠期間中は
どうやったら太れるのだろう?
子供は無事に育ってくれてるのか?
本当に五体満足なの?
障害が出ないだろうか?
こんな事ばかり考えていたのでした。

出産したとき、2人の体重は共に2500g以上あり何の問題もありませんでした。
あー、勝手に私から栄養を取ってくれていたんだなぁ・・・と安堵しました。

今もビタミン剤の摂取は続けています。
母乳を与えている間は飲んでねっと先生から言われているので。

AVENTの哺乳瓶

ベビーザラスなどで見かける哺乳瓶メーカーは、AVENT、Playtex、Evenflo、Gerber、Dr.Brown'S あたりです。
大雑把に言って日本の哺乳瓶は細長いのが多くアメリカのは広口の物が多い印象です。

私がAENTの哺乳瓶を愛好している理由。
それはピジョン の「母乳相談室」、「母乳実感」の乳首がこの哺乳瓶に取り付けられるからです。
母乳とミルクの混合育児をしているお母さんが必ず悩むのが赤ちゃんの乳頭混乱。
赤ちゃんは吸うのが大変なおっぱいよりも簡単に出てくる哺乳瓶を好むようになり、やがておっぱいを飲まなくなってしまうのです。
この母乳シリーズの乳首はお母さんの乳首にとても近いと言われており、混合育児をしている私にはとても心強い商品です。
お蔭様で我が子達は今でもおっぱいも哺乳瓶も両方飲んでくれています。

それから、この哺乳瓶は後付けできる取っ手が別売りであり、初期のトレーニングカップの役割を果たします。
写真の取っ手はスタンダードな白ですが、色んな色が売ってます。
日本のマグマグはパーツが多くパッキンまであるのに漏れてしまいますが、これは大丈夫!
1日8本の哺乳瓶を使い回しているので洗物が少ないに越したことはありません。
なので日本のマグマグも6本持っているのですが、今のところ出番は少ないです。

AVENT社は後付け取っ手だけでなくちゃんとしたトレーニングカップももちろんあります。
こちらの哺乳瓶って色とりどりで見ているだけで楽しくなります。
NUBYのトレーニングカップは日本でも人気があるようですね。
友人から頂いたのでそのうち使ってみたいと思います。




帝王切開後の経膣分娩(VBAC)について

私は帝王切開で双子を出産しました。
理由は上の方にいた第2子が逆子だったため。
第一子が頭位だったので、もしかしたら自然分娩出来たのかも知れませんが、一人目が自然分娩できても2人目の時に帝王切開に切り替わるかも知れないので、はじめから帝王切開にしましょうという事になりました。
帝王切開になってしまった事は今も全く後悔していませんし、子供が無事に産まれてくれたことが何よりの幸せです。

でも・・・・。
もし私に3人目が授かったら普通の妊婦が当たり前のように考える経膣分娩が私にはリスクの高いものになります。
詳しくは、産婦人科医の言い分 にも書かれていますが、100人に約1人の割合で子宮破裂を起こすのだそうです。

私は妊娠中9ヶ月を過ぎた頃から胎児の成長が横ばいになり、これ以上大きくなる余地は無いだろうと言われ正産期に入る37週1日目で予定帝王切開になりました。
陣痛を感じることもないまま迎えたお産でした。

自然分娩と帝王切開の両方を経験された方のHPやブログを見ると、みな帝王切開の方がきつかったと仰っているので、

自分は決して楽なお産をしたわけじゃない

帝王切開だって立派なお産

と言い聞かせています。

頭では分かっていても、自然の摂理に従って産んでみたかったという思いがよぎります。
もしそのチャンスがもう一度与えられたらトライしてみたいという気持ちも。
これってエゴなんですかね。

ま、今のところ出産の時の痛みを忘れられないでいるので3人目が授かる見込みは当分ありませんが(笑)。









アメリカの子供服


         ↑最近買った1歳用のワンピース



初めての子が女の子でしかも双子だと洋服を買いに行くのは至福の時です♪
同じ柄、色違い、デザイン違いにするか等・・・お店で洋服を眺めているだけであっと言う間に時間が経ちます。
お店に行くと必ず何か買ってしまうのでなるべく足を向けないように心がけているのですが、今必要な洋服が足りてしまうと次のサイズへと手が伸びます(笑)。
私はブランド物にはあまり興味が無いのでアメリカで買っている洋服のメーカーも大衆的な物が多いと思いますが、今まで以下のメーカーの物を購入した事があります。


1 Gymboree
2 Carter's
3 Tykes(Carter's系列)
4 OSHKOSH
5 miniwear
6 koala Baby
7 Gerber

日本でも販売しているものもあるのでは?

1はお祝いにあげられる位おしゃれで品質も良く、値段も高めです。
2はキュートで優しい色使いのデザインが多くお気に入りです。
 値段も1に比べると安価。
3は更に安価なので家用に着せたりします。
 TARGETというスーパーで良く見かけます。
4はビビッドカラーのデザインが多く、デザインも可愛いし写真写りが良いものが多い気がします。
 このお店は双子のディスカウントがあるので10%引きで買えるのが嬉しい!
5-7は何枚でいくらって言う風に袋売りにしていることが多く、消耗品に近いかも?
良質な物もあります。

こちらでは洗濯物は外に干したりしないで基本的に乾燥機を使うので綿100%だと服が縮みます。
だから化繊と混ぜた素材も多いのですが、私はなるべく綿100%の服を着せるようにしています。

しょっちゅうバーゲンもやっているしアウトレットショップがあればそこで安く買えるので、あんまり値段を気にしないで買うことが多いです。
でも2人分だとそれなりの出費ですねー。
日本だったらこんな風に買い物出来ないかも。

一卵性?二卵性?



著者: たまごクラブ編集部
タイトル: 双子&多胎の本―妊娠・出産・育児のすべてがわかる


双子の子供がいると必ず聞かれるのが一卵性?二卵性?ってこと。
これを聞かれるとき、必ず「多分・・・」という言葉を前置きしなくちゃいけません。

実は我が子達はどちらかはっきりしてません。
日本では妊娠しているかも・・・?って思ったらなるべく早く病院に行きましょうって言われていると思うんですが、アメリカでは妊娠8週以降にならないと診てくれません。理由はそれ以前だと胎児がはっきり写らないから。
超音波の安全性がまだ不確定なのと保険の関係でこちらでは妊娠期間中を通して超音波で胎児を見るのは2-3回です。

そして一卵性か二卵性かを見分ける膜性診断は私の主治医は行いませんでした。この膜性診断は遅くとも妊娠10週以内に受けないと見分けが困難になるとされています。(上記双子&多胎の本より)
アメリカでこの診断が一般的かどうかは不明ですが、私が初診で分かったのは双子だという事だけでした。
私の主治医は検診の度に超音波で胎児の様子を確認してくれましたが、その後膜が見えて「赤ちゃんが二つの袋に入っているよ」と言われましたが、これが絨毛膜なのか羊膜なのか説明はありませんでした。
多胎を妊娠している人にとってこれは重要で、共有している部分が多いほど危険性が
高まります。

子供が生まれた時に先生に質問しましたが、「2人は似てる?多分一卵性だね。」
という超大雑把な回答(笑)だったので、まあ子供たちが無事に生まれたんだからどっちでも良いかって感じでそれ以上の追究をしていません。
先生が胎盤をチェックしたのかどうかも定かじゃありません。
だって産まれた時看護婦さんが「一卵性ですか?」って聞いたのに
「maybe, but I don't know yet」だったんだもん。







外出先で話しかけられること


皆さん、もし街中で双子のお子さんを見かけた時ってどんな反応しますか?

1 「あっ双子!」と心の中でつぶやく。
2 似てるor似てないなんてチラチラ見比べる
3 自分の子供を連れていたりした時など声に出して「ほら双子よー!」
  と言う
4 双子の親に話しかける

こんなパターンがだいたいでしょうか?
普通は1-3が多いでしょうね。
でも、私の住んでいる市では私が外を歩いているとすれ違う人の7-8割が1-4に該当します。
そして4が約半数を占めるのです。
だいたい聞かれる事は、

今何ヶ月?
今何ポンド?
産まれた時は何ポンドだったの?
男?女?
名前は?
一卵性?二卵性?

と、こんな感じです。
一応真面目に答えてます。
我が子達はとってもおデブちゃんなのでまず月齢を言うと驚かれ、
次に性別を答えるとSorryって言われます。
だいたい性別を聞く前に男の子でしょ?って言われて訂正しなくちゃいけないので。
一卵性か二卵生かについては恐らくアメリカ人ってアジア人の顔の区別がそもそもついてない気がします。
でも、アメリカ人って子供好きだなーっていうのが私の印象です。
ただでさえ双子なので目立つとは思いますが、他人の子にこんなに関心を持って接してくれるなんて日本ではあり得ない?!
いや、きっと日本人がシャイなだけか・・。

ちなみにアメリカは他国に比べて双子の出産率が高いそうです。
人種のるつぼだからでしょうか?
私が調べたネット情報によるとだいたいどこの国でも、1000人の妊婦さんがいたら双子を妊娠するのは7人、その内の3人が一卵性の子を、4人が二卵性の子を出産するそうです。二卵性の子の出産数が多いのは不妊治療の影響だそうです。

そう言えば、話し掛けられるのは妊婦の時からすでに始まってました。


散歩は出来ない?

    ↑私の使っているGRACO社のカーシート


昨日は私の1日の育児の流れを書きましたが、日本と違うかも?と思われることに「散歩」がありました。
日本だったら散歩させるときにベビーカーに子供を乗せて近所の公園まで・・・っていうことが多いと思いますが、私の住んでいるテキサス州だと基本的に歩いてどこかに行くってことは不可能です。
だから一番近くの公園に行くのも車でないと行けなくて、ここでは車が運転できない=住めないと言う事になります。
そこで、子供をカーシート(チャイルドシート)に乗せて車でどこかに行くことになるんですが、これが重労働なんですよねー。
まずカーシート自体が重くて多分2-3kg+子供の体重で10kg以上のカーシート2台を車に装着しなくちゃ行けません。
目的地に着いたら今度はカーシートからストローラー(ベビーカー)に乗せ替えてやっと歩き始めます。
かかる時間は5-10分程度ですが、毎回となると結構面倒。
近くに公園が無かったら・・・そもそもアメリカ人って毎日散歩に連れ出す習慣があるかどうか疑問です。行くとしても週末だけ?
スーパーやモールでは本当に産まれたばかりの赤ちゃんをよく見かけるので、これが散歩がわり?
そう言う私も毎日家の中にいるとストレスたまるので子供を連れてスーパーに買い物行ったりモールをぶらぶらしたりするのが日課です。



双子育児の1日

初めての子供が産まれた時って一人でさえてんてこ舞いの毎日ですよね?
わたしも産後は30分の自由な時間を作るのさえ難しい程の忙しさでした。
本当は時間を作れたのに精神的に余裕が無かったのかも?知れない。
でも、この空いた時間にやっていた事はネットで育児情報を手に入れたり
育児書を読んだり、まさに育児しかしてなかった気が・・・。
子供たちはもうすぐ8ヶ月になりますが、睡眠時間はだいぶ確保できるようになって少しずつ楽になってきました。
今日はだいたいの1日の流れを紹介。

7:00-8:00頃 起床 2人におっぱい&ミルクをあげる。着替え

11:00-12:00頃 離乳食+おっぱい&ミルク 汚したら着替え

15:00頃    おっぱい&ミルク

18:00-19:00 離乳食+おっぱい&ミルク 
       服を汚してもそのままのことが多い。

21:30-22:00 お風呂

22:00-23:00 寝かしつけ

3:00-6:00の間 授乳一回あり

どうでしょう?新生児の頃に比べるとだいぶ楽かな?
でもこの合間にオムツ交換、水分補給、昼寝、一緒に遊ぶ、外に散歩・・・とやる事がたくさんあり、くつろげるのは2人が同時に寝てくれた時だけです。
ちなみに家事は思いっきり手抜きしてます。




ブログデビュー!

アメリカで駐在妻として1年9ヶ月程生活している私。
「日本でブログが流行っているらいぞ!お前暇なんだからやったらええやんけ!」と主人が私に日記を書く事を盛んに薦めてきた。
しかし「暇って!私、昼間育児で昼ご飯も慌てて食べるくらい忙しいのよ!」
と聞く耳持たずに数ヶ月が経つ。
そんな中人気のあるブログを読んでいるうちに、私もやってみようかな?という気になる。
今、一番の関心事・・・。それは、2004年7月に誕生した双子の育児。
これをテーマに日々の生活を書き連ねてみようと思う。
とりあえず、一人でも私の戯言にお付き合い下さる方が増えることを願って、デビュー致します。
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