アメリカでの双子育児 -35ページ目

母乳育児

最近アメリカでも母乳育児が奨励されつつありますが、基本的にはミルク育児をされている人が多いようです。
これはアメリカでは日本と違って産休、育休制度が充実していないので産後数ヶ月で仕事に復帰しなければいけない事情と関係しているようです。
よほどお乳が出る人なら搾乳をして預けている子供に飲ませるでしょうが、手間もかかるしお父さんの育児参加と言う面でもミルクの方が手助け出来るとあって止めてしまう人が多いんでしょうね。

ダイオキシンの問題等母乳が必ずしも安全とは言い難いですが、やはり私も初めての出産だし母乳育児というものを経験して見たくて母乳育児に挑戦しました。

日本の育児雑誌で妊娠中のおっぱいの手入れや含ませ方、搾乳の仕方等を勉強しましたが、やはり本で読むのと実践するのとは理解度が微妙に違うものです。
日本の病院では母乳育児専門の方がいて産後はいろいろ指導してくださるそうですね。
出ないおっぱいも出るようにマッサージ等ケアをして下さる所もあるとか?

こちらの病院でも一応そういう人がいて産後毎日のように尋ねてきてくれたのですが、やってくれる事は赤ちゃんが上手におっぱいを吸いつけるように角度を見てくれる程度でした。
マッサージなんて一切やってくれないし張ったおっぱいをどうしたら良いか相談しても搾乳してと言われるだけです。
その上、おっぱいを吸わせようとしても子供達は嫌がって大泣きする始末でした。

肝心な事が抜けていたのは、私はおっぱいは産後すぐに張るものでは無いって事を知らなかったんです。
そんな事育児書に全然書いてなかったんだもん・・・。
そして退院する前日、産婦人科医に「おっぱいが張らないんですが・・・」と打ち明けた所、「あー、産後2,3日しないと張らないんだよ」と言われビックリ!
その言葉どおり、退院する当日にやっと私の胸が張り出したのでした。

ってことは、完全母乳の赤ちゃんってそれまでどうやって生きてくのですか?
出産前から母乳が出てくる人がいるって言う話は聞いたことあるのですが、そうじゃない人はやはりミルクを飲ませるのかな?

たった2-3日の入院で母乳相談って言われてもちっとも役に立たないなーなんて思ったものでした。
日本の病院の指導ってどうなのかな?
明日に続く・・・


ブル-ボネット

blue bonnet


今日はダウンタウンにある大きな公園でジャパンフェスティバルが行われています。

去年は見に行ったんですが、駐車が困難だったので今年は見送りしました。

その代わり、今見ごろのテキサス州花ブルーボネットを見に行ってきました。

この花はリンドウが小ぶりになったようなイメージの花で土手に一面に咲いているとそれは綺麗なのです♪

ここは春と秋の季節がほとんどなくて寒いか暑いかっていう土地なんですが、今は日中25度以上はありほとんど夏っていう感じです。

子供達はまだ歩けないし花を愛でる事も出来ませんが、思い出作りで写真を撮ってきました。


病院でのサービス

出産のために病院に入院すると日本では、お祝い御膳のような豪華な食事が出たり、病室がホテル並だったり、面会者とゆっくり話しが出来る面会室があったり・・・といろんなサービスがあるようですね。

私が出産した病院は建物は大きな病院でしたが、そういう類のサービスは一切ありませんでした。

こちらの病院では相部屋(2-3人)か個室が選べますが、個室料金はそんなに高額ではありません。

病室にはデジタルテレビ、電話、トイレ・バス付き、ソファベッドがあります。

テレビは料金を払えばインターネットも出来るし映画も見られました。

そして沐浴のさせ方など簡単な育児指導のビデオも見られます。

電話は出産数時間後に日本にいる両親に電話をかけられて重宝しました。

母子同室か別室かも私の意思で決められるので、私は昼間は同室、夜は別室にしてもらいました。

食事は・・・・期待してなかったけどやっぱり美味しくないですね(泣)。

サービスの中でこれは良いって思ったのは、写真撮影のサービス。

デジカメ写真を撮ってくれるのですが、会社のHPにアクセスすると画像が見られるので、日本にいる友人にアドレスを教えて新生児の顔を見せてあげることが出来ました。

日本の仕組みと違うなーって思ったことは、出生証明書(出生届のようなもの)は自分で役所に届けなくても病院で申請書に記入すれば手続きをやってくれることです。

ソーシャルセキュリティ番号(年金番号みたいなもの)の発行手続きも併せてやってくれるので産後の手間が省けます。

自然分娩で2泊3日、帝王切開だと3泊4日で退院なので長居は出来ませんが、総合的には居心地が良かったかな?

ちなみに退院時はボランティアの方が車椅子を押してくれて出口まで運ばれます。私はまともに歩くことが出来なかったので大助かりでしたが、この ボランティアの人が老人の女性だったので恐縮してしまいました。

2台目のチャイルドシート

      Evenflo カーシート
          ↑私の買ったカーシートと似たタイプのもの


先日新生児用のカーシート(チャイルドシート)を紹介しましたが、今回は第2弾。


アメリカではチャイルドシートの装着を義務付けられていますが、年齢により3種類あります。


1台目は新生児から1歳頃まで


2代目は1-4歳まで


3代目は4-8歳まで


おおよその体重と身長の目安があり、子供の成長により付け替えて行くことになります。


うちの子達は現在8ヶ月ですがすでに9.5kgあり結構おデブちゃんです♪


新生児用のカーシートではもう一杯一杯で足ははみ出ている、幅もぎゅうぎゅうという感じだったのでついに次のステップ(Convertible Car seatと呼ばれています)のものに買い替えました!


今回購入したのはEvenfloというメーカーのもので結構メジャーな会社のものだと思います。


値段の相場は$80-200で幅がありますが、私が買ったのは$100位のものです。


ベビーザラスでは大きな物を購入するときは双子のディスカウントがあり10%割り引きで購入できました。


消費税が8.25%もするのでおおよそ税金分が浮いた形でしょうか?


日本でもチャイルドシートは義務付けられているようですが、何歳までなんでしょう?


うちには主人用と私用に車が2台ありますが(そうじゃないと生活が不便なんです)、カーシートは大きいので毎回乗る車に付替えるのは面倒なので、もう二台誰かからお古を譲って頂けないか友人に当たっているところです。


何でも二つかそれ以上必要で見ている分には可愛いですが、将来の家計を考えると今から冷汗ものです。


 


双子を産むのは遺伝?

 


双子を妊娠してからほとんどの人に言われた言葉が、「身内に誰か双子がいるの?」


 


私も自分が双子をみごもるまでは多胎妊娠は遺伝的なものが関係しているか不妊治療の影響かどちらかだと思いこんでいました。


同級生にいた双子の兄弟、姉妹にだってなんの意味もなく一卵性か二卵性か、誰か他にも双子がいるの?なんて聞いていたような気がします。


 


私の場合、私の知る限り私の身内には双子を産んだ人はいません。



しかし、主人は自身が二卵生の双子で姉がいます。


そして遠い親戚にも双子を産んでいらっしゃる方がいるそうです。


主人の母は主人を身ごもる前に一度流産を経験し、その後黄体ホルモンの注射を打っていたそうです。


当時の医療では双子を妊娠している事すら産むまで知らなかったそうなので、このホルモン注射の影響で双子を妊娠したのかどうかは定かではありません。


 


なので、私が上記の質問を受けた時、主人が双子の片割れである事を話すと十中八九「あー、やっぱりね!」等と言われます。


 


私が調べた限りでは一卵性の双子は受精卵が偶然に分割しただけで遺伝的なものは関与していないそうです。


二卵性の場合、女性側に多排卵の遺伝が引き継がれていると多胎妊娠しやすいとの事。


不妊治療の影響もあります。


 


つまり、私の場合は単なる偶然に過ぎないようです。


ただし、自身が双子の女性は将来妊娠した時に双子を身ごもりやすいとの事。


母体や精神的負担を考えると今から娘達のことが心配になりますねー(笑)。


 


余談ですが、妊娠や出産の報告をしたら「注射でも打ってたの?」という驚くべき質問を浴びせた人もいました。


私は自然妊娠でしたが、もし治療の結果双子を産んだとしたら私はどう答えれば良かったのでしょうか?


その人はその事を知って何の得になるんでしょう?


こういうデリカシーの無い発言をする人は困りますね。

あー、消えた・・・。

今週のトラックバックのお題は少子化問題ですね。
本当は今日はそのことをアップしようと思って一生懸命パソコン打ったのに、アップしようと思ったらログアウトしていてコピーし忘れて力作(?!)が消えちゃいました。

どうも毎度長々と時間をかけて書いてるもので、すぐログアウトしちゃうんですよ。
しかもこれが初めてじゃないんです。
もう同じ事を2回書く気力も記憶力も無いので今週はパスかなー(笑)。

皆さんはあらかじめワードとかどこかに作った文章を保存してからコピーしたりして記事をアップしてますか?
おまぬけな事ばかりするのは私だけでしょうか?

双子用ベビーカー

今日は私の使っているベビーカー(ストローラー)の紹介です。
これはcombiアメリカ社のTwin Savvyというもので日本では未発売のもののようです。
値段は確か$300位だったと思います。
日本の育児用品に比べるとアメリカは全般的に何もかも安く買えますが、このベビーカーは他の会社の商品に比べるとちょっと高めです。
ですが、重量が9.5kgと軽い上に新生児から2歳くらいまで使えるのが決め手で購入しました。
アメリカにはA型、B型っていう区別が無いんですが、全般的に重いんです。
私は全然重いものが持てなくて、子供達を抱くのも10分が限度なので、なるべく軽いものを探して行きついたものです。

これ以外に候補に上がったのはマクラレーン社のもの。
日本でもハイソなお母様達が愛用されている(?)ようですが、デザインがシンプルで使いやすそうでした。

双子用というと縦型にするか横型にするか悩む方が多いと思いますが、私はアメリカに住んでいるのだから横幅で困ることは無いだろうと迷わず横型にしました。
ところが、確かにスーパーとかどこでも大きいから便利なんですが、出入り口のドアは意外に狭いんですよねー。
ぎりぎり通過できるスペースの所が多くて、これは多分日本と変わらないと思います。


ママ友作りの苦労

ベビーザラス等で手に入る無料の育児情報誌「babytalk」 3月号に面白い記事が載ってたので紹介します。

赤ちゃんを産んだお母さんが公園に行ったり育児相談の場の親子学級(Mommy & Me Class)に参加する時、既に出来あがったグループになかなか加えてもらえず苦労するという話。

親子が集まる場所には、よく2人から4人のグループが小さく出来あがっているらしいんですが、もし皆と違ったブランドのジーンズを履いていたり、ブラウスのひだがちょっと違ったデザインだと仲間に入れてもらえなかった高校生の時みたいに、使っているオムツのメーカーが違ったり古い型のベビーカーを使っているとそのグループにいれてもらえない事があるそうです。

もう既に出来あがったグループの輪に入るのにはそのグループ内で出来上がっている暗黙の決りに合わせられないと次回からは冷たくあしらわれ、結局行き場をなくす場合もあるとか。
例えば、ある女性は地元のスターバックスに子供を連れていくのを常にしているそうですが、そこにはいつもGymboreeという洋服メーカーが母体の Baby music classの帰りのグループがいるんだそうです。
彼女はそのグループの方達に会うたびにフレンドリーに接することを心がけているそうなんですが、そのグループの人達は彼女がその仲間でない(子供に習い事をさせてない)と言う事で見下したような態度に出て決してその輪の中に加わることを誘ってくれないんだそうです。
あたかも自分たちは裕福層の人間だと言わんばかりに。

その他、育児用品や子供服を全て新品で揃えているか、お古を使ったり着せたりしているかで判断されたりする例も紹介されています。
この雑誌の調査では56%の女性が公園や親子学級の場で参加している他のお母さんから徒党を組まれ仲間に入れてもらえなかった経験があるそうです。

この記事の結論としては、無理してそういう場にすがりつく必要は無いけれど母親稼業とは最も素晴らしい、そして過酷な職業だから他のお母さん達から学ぶべきことも多いので自分達親子に取って何が必要なのか見極めなさい、そうすれば自分を批判しようとする人達に忽然と立ち向かうことが出来ると言っています。

こういう悩みは各国共通?
日本でも「公園デビュー」なんて言葉がある位だから、ママ友作りの大変さは想像できますよね。
私も人事ではありませんが、異国で外国人として扱われる暮らしの中、日本人同志が驚くほど親切に助け合い生活しているので、幸いつらい思いはしたことがありません。
良い友人に恵まれている事を感謝しなくてはいけませんね。

アメリカの妊娠線予防クリーム

  ↑私が使っていた妊娠線予防クリーム


妊娠中どんどん大きくなるお腹を見てとても気になることの一つが妊娠線ですよね?
私は双子を妊娠したと知った時「あースイカ腹になっちゃうなー」と覚悟を決めていたのですが、幸い一本も出来なかったんです。
私が使ったのはPALMER'S 社の massage cream for strech marksというものです。
ビタミンEとコラーゲン、elastinとか言うものが入っているようです。
ココアバターの甘い香りがして結構気に入ってました。
4.4oz入り(125g)入りでたった数ドルですが、1本で十分足ります。
日本の製品だと、妊娠用じゃないけどDHCのオリーブバージンオイルも時々塗ってました。
体質によって出来る出来ないとも言われる妊娠線ですが、もし安価で手に入るようなら妊娠中の方お試しあれ。

妊娠線が出来なかったのは良いけれど、私の場合お腹が大きくなるにつれかゆみがひどくなり、いつもボリボリ掻いてました(恥)。
先生に相談したら処方箋なしで買えるクリーム(Hydrocortisone 1% Anti-itch Ointment)を紹介してくれたけどあまり効かなかったです。
そのせいか、産後おへその周りがなんとなく色素沈着起こしている感じなんですよ。
どなたか安価なボディ用美白化粧品を知りませんか?









イースター

日本では馴染みがないけど26日(日)はイースター。

プラスチックの卵の中におもちゃやお菓子を入れ、家の中や庭に隠して子供達に探させるというイベント(エッグハント)があります。
幼稚園や学校に行ってるお子さんがいると学校行事で参加できるんだけど、うちの子はまだ8ヶ月なのでどこにも通っていません。

国際結婚をしている方々が始めた日本人のお母さんの子育てグループでエッグハントをやると言うので参加させてもらう予定だったんだけど、出かける準備をしている間に子供が1人寝てしまい、起きるのを待っていたらもう一人も寝てしまい・・・・で結局外出するタイミングを失い出かけられなかった(泣)。

子育て中のお母さんなら理解できると思うけど、出かけるまでの準備って大変じゃないですか?
ミルクやオムツ、着替えを持って車やベビーカーに乗せるまでが一苦労で、その準備をしている間にお腹減らしたり、オムツぬらしたり、愚図ったり。
これが2人となると、もう出かけるのも嫌になることもしばしば。
それでも大抵は自分が気分転換をしたいという気持ちが強くて頑張って外出するんですが、どうも最近疲れ気味。
子育てを楽しんでやってるつもりですが、時々「お願いだから2人同時に寝てくれないだろうか?」と念じてしまう時があります。


話は変わって、先日主人の誕生日だったんです。
食べ物のリクエストを聞いたらちらし寿司と言うので頑張って作ってみました。
今回のメニューは、
ちらし寿司
ローストチキン
トマトサラダ
ロールケーキと和洋折衷でした(笑)。

トマトサラダは、バルサミコ酢、紫玉ねぎ、にんにくのみじん切り、塩、こしょう、バルサミコ酢、エキストラオリーブバージンオイル、生バジル、ドライオレガノを混ぜたものをドレッシングに使ったらすごく評判が良かったです!トマトの上にはモッツァレラチーズをのせたのでお店で食べるのと遜色ない見栄えになりました。

いつも手抜き料理で我慢してくれている夫へのささやかなプレゼントでした。
(でも料理を作っている間中強制的に子供達の世話をさせましたが)