アメリカでの双子育児 -6ページ目

遠い路

イ・ビョンホォン主演の古い映画を観ました。

NHKで放映されたもののようです。

おそらく10年くらい前の作品かと思いますが、顔が全然変わってなくて若さが満ち溢れています!

韓国の芸能人って整形している人が多いと聞きますが、彼はどこもいじってないのでは?という感じがします。

初期の作品と比べても髪型しか変わってないですよね。

(歯並びが変わったとは思うけど・・・。)


孤児院で育った彼が郵便局に勤める女性と知り合い、彼女の婚約者のフリをしてお正月に彼女の実家に挨拶にいくという話です。

彼はおぼろげな自分の父親の記憶を彼女の父親にだぶらせて父子関係を築いていきます。

彼女は本当は自分の彼氏を実家に連れて帰るつもりだったのに直前に振られて泣いてばかりいますが、徐々に彼(イ・ビョンホォン)と父親の良好な関係を見て元気になっていきます。

儒教が浸透している韓国らしい深い親子関係が見えて面白いです。


ちょっと心がほんわかするようなストーリーでした。





ロデオショー

                  rodeo

          ↑4階席からズームで撮ったんですが、小さ過ぎて見えにくいロデオの写真です。

          


現在ダウンタウンでやっているRodeo Houstonというイベントを見に行ってきました。

毎年2月の下旬から約3週間行われる大イベントで、テキサス州のテキサス魂をお披露目する機会でもあります。

お客さんもテンガロンハットを被りブーツを履いてすっかりテキサンスタイルの人が沢山です。


広いイベント会場ではロデオショーと呼ばれるロデオ大会やライブストックショーと呼ばれる牛や馬の品評会、子供達が触れる小動物が集まっている広場、たくさんのショッピング店と外には仮設遊園地と一日でも回りきれないのでは?という程です。


そして大人達も足を運ぶ訳は、ロデオショーとセット売りされている歌手のコンサートがある為です。

歌手は日替わりで変わりますが、シェリル・クロウ、MAROON5、ヒラリー・ダフなどの大物歌手も来るので侮れません!

チケットはピンキリですが、一番安い4階席だとたったの$16です。

これで二つのショーが見られるなんて超お得じゃありませんか?

最もチケットが取れたらの話なんですが・・・・。


去年も見ましたが、ロデオショーは2度目でもちっとも飽きませんでした。

いわゆるあばれ馬に男の人がまたがって何秒手綱を持っていられるかを競う競技ばかりでなく、子牛の足を見事な綱さばきで縛り上げるまでに何秒かかるかを競うもの、大人の牛から小振りの牛に飛びついて頭を地面に擦り付け屈服させるまでに何秒かかるかを競うものなどいろんな種類があります。


あばれ馬ならずあばれ牛のロデオもあります。

牛は角があるため、選手はヘルメットをかぶります。

牛=乳牛のイメージがあるんですが、意外にもあばれぶりは見事なものです。


そして一般の人(主に高校生っぽい)が参加して誰が一番最初に子牛に手綱をつける事ができるかを競うゲームもあります。

不思議なことに去年も今年も一番になったのは女性でした。


アナウンサーの実況中継も聞いていて飽きません。

ロデオは激しい競技なので基本的には若い男性が多いのですが、中には中年やおじいさんもいます。

ある選手がロデオで帽子がハラリと落ちた瞬間、アナウンサーが「He has no hair!」と叫び会場が爆笑の渦に巻き込まれました。

又、3つのドラム缶を馬で一周しながら戻ってくるまでのタイムを競う競技では62歳の選手が参加し、なんと5位になったのです!

アナウンサーが選手の年齢を言って選手が登場した時から会場が皆この選手を応援し、3つめのドラム缶を周り出発点に戻るまでの直線コースでは割れんばかりの歓声でした。


こんな風に会場が一致団結してブーイングしたり歓声をあげたりするのはアメリカらしくて楽しいですね。

今日は良い思い出が出来ました。







育児用品売りました

帰国準備をするにはまだ早いのですが、いずれ育児用品を売らなくては・・・と思って友人にふれ回っていたら、妊娠中で育児用品が欲しいという方が現れたので家にある物を見に来ました。

結果、カーシートやベッド、ハイチェアなど大きな物からガラガラなどの小さなものまで何点も買って頂いて助かりました!


最初は子供達が使ったものだし思い入れもあるので全部日本に持って帰ろうかなとも思ったのですが、既に日本に40箱以上のダンボール箱と家電製品がある状態で、社宅は収納が小さく荷物は少しでも減らさないといけません。


夫と話し合った結果、3人目ができるかどうかは分からないけど取り合えず全て処分しようという事になりました。

 

品物が売れてだいぶすっきりした~と思ったら、あれ?ベッドもカーシートももう一つあるよ?!

そうだよね、双子なんだから何でも2つずつだよねって改めて我が家には2人子供がいることを実感しました。

この変な感覚は説明しにくいんですが、双子ってセットが当たり前で2人で1人っていうカウントを知らず知らずにしています。

例えばお昼寝の時間に1人だけが寝て1人が起きているとすると、少し手間がはぶけたって言うよりも親も子供も手持ち無沙汰で物足りない感じになるのです。

なので、育児用品が2点づつあっても感覚的には1点のような錯覚があって、残ったものを見てあれ?って

違和感を感じたのかも知れません。

これってすごい不思議な感覚!


もうワンセットは私達の後任として赴任してくる家族がやはり小さな子供がいる方達なので、欲しいものがあったらお譲りしようかと思っています。




母としての優越感

最近子供達が「私じゃなきゃダメっ」て言う事が増えてきた。


もちろん新生児の頃から泣いてぐずったら主人がなだめるよりは私がやった方が早く落ち着くとかその程度の差はあったけど、私としては夫がやってくれて子供が嫌がらない事ならどんどんやってくれ!という感じだったので、人見知りしないとか誰にでもなつくとか言う子なら万万歳と思っていたのだ。


ところが、基本的に夫が担当している寝かしつけが最近私じゃないとダメになった。

1歳3ヶ月頃まではクリブ(ベビーベッド)に寝かしつけていたけど、失敗続きでとうとう私達のベッドで一緒に寝るようになったあたりから添い寝しないと寝なくなり、ねかしつけの負担が増える一方になった。


そしてうっかり寝室のドアを開けっぱなしにして寝ると夜中に目を覚ました時に子供が寝ぼけて大騒ぎするのだ。

私あるいは夫が別室にいると思い込むようで、泣き喚きながら1階に下りようとする。

何度なだめてもダメで15分くらい階段で格闘した後やっと納得してくれる。

この作業も夫ではダメで私が抱っこしないと張り裂けんばかりの大声で泣き散らす。


そんなにママがいると安心かい?

ママとしては頼られていると嬉しい反面、パパの面子が立たない時もあり複雑。

(だって夫がため息つきながら「本当にママじゃなきゃだめなんだな・・・。」と寂しそうに言うんだもん。)


極めつけはキングサイズのベッド(ツインベッド二つ分)にも拘わらず双子が私にまとわりついて寝るので

私は寝返りもままならないくらいキューキューになって寝ている事。

だいたい一人は私の枕を陣取って横に寝ており、もう一人は私に添い寝するように、でも頭を反対にして寝ている。

私は端っこに追いやられ、寝返りを打ったらベッドから落ちるか双子の一人の上に乗っかるかの状態。

枕ものっとられるので枕無しの就寝。


そんな訳でここ数ヶ月一晩ぐっすり寝られた試しが無い・・・。

まるで新生児の頃の育児みたいに。

家の双子は知恵がつきはじめた頃から夢をよく見るのか頻繁に泣くので、乳児の頃よりかえって負担が増えているような気がしてならない。


でも寝顔を見るとチューしたくてたまらなくなってほっぺに何度もチューをしちゃう。

やっぱりこれは愚痴じゃなくて自慢かな?!





演劇を観に

平田オリザさんが脚本を書いている「青年団」という劇団が公演にきました。

演目は「ヤルタ会談」と「OL忠臣蔵」の2本立てでブラックユーモアな内容です。


お笑い系だから子供がいても大丈夫かな?と夫と一緒に観に行ったのですが、冒頭で今回の公演を招致した日本商工会を代表して日本領事館総領事のお言葉があり、場内はシーンと静まり返っていました。

子供達はそれ程大きな声をあげてはいませんでしたが、キャッキャッと無邪気な声をあげていた時点で周りからの白い視線が・・・・。


5分で退場しました(泣)。

チケット売り場のお兄さんが親切にも子供のチケットまで無料で発券してくれたのに。


主人が前半・後半に分かれて交互に子供の面倒を観ようと提案したので、私がヤルタ会談を、夫がOL~を見てその間子供達をロビーで遊ばせました。


ゆっくり演目を観られなかった事よりも子供の事ですごく精神的に疲れました。

善悪の区別がつかない子供に静かにしろって言ってもねぇ・・・。


前回のシルクドソレイユの公演がうまくいったので味をしめていましたが、やっぱりまだまだ子連れで大人の場所に連れていくのは無理だなーと実感しました。







おむつはずし

最近、子供達が吊りズボンや股ホックタイプの服を着ている時以外は頻繁におむつを外すようになってしまいました。

しまじろうのビデオをの影響なのかも知れませんが、再度おむつをしようとすると強行に逃げ回ってどうにも出来ない事が多く暫く放っておいて台所仕事なんかをしていると・・・・。


「ちーちー。」

嫌な予感が・・・。

そうなんです、だいたい粗相をしているんです(泣)。

まだ小さい方のうちは良かったんですが、最近はまでするようになっちゃって、自分のをハイチェアで踏みつけカーペーットにべっとりくっつけるという荒業までされた時には失神しそうになりました。

(食事中の方、ごめんなさい・・・。)

何度も拭いて漂白したけど、完全に汚れは落ちていません・・・。


アメリカは日本に比べるとトイレトレーニングが随分遅いです。

パンツタイプのおむつは2歳以降のものしか存在しなくて、早めに履かせてしまおうかどうか迷っていますが、ぶかぶかのを履かせたら逆におむつをしていても漏れるようになっちゃいますよね?

どんなに力づくでおむつをしても結局自分で取ってしまうのでいたちごっこなんです。


そして家の中だけかと思っていたら、今日コーラスの練習をしている教会でもそれをやらかし、友人のお子さんで小学校にあがる前の男の子達が興味深々で我が娘達の秘所を眺めておりました・・・。

うう・・・可哀想に。

でも、ママのせいじゃないからねっ。

あなた達自分で脱いでるのよ!


初めはトイレトレーニングのサインかとも思ったんですが、友人が遊んでいるだけじゃない?と言うので放っておいたのですが、益々エスカレートするばかりです。

トイレには一応おまるを置いているけど、トレーニング始めた方が良いのかしら?

おむつの濡れる感覚は全然開いてないんですが、これ以上粗相されると部屋中匂うようになるのでは?

と気がきじゃありません。

我が家は玄関とトイレ以外全室カーペットなんです。


どなたか似たようなお子さんをもつ方いらっしゃいますか?

何か解決法があったら教えてください。



シミだらけの洋服

現在1歳7ヶ月の双子は自分でご飯を食べるようになっていますが、その食べ方は凄まじいものがあります。


フォークやスプーンを持つのは初めだけでろくにすくえないのがじれったくなるのか、後半は手掴み。

その過程で既に食べ物がエプロンのポケットやハイチェアの台に散乱していますが、口に合わないものや食べる事に飽きてくると食べ物で遊び始め下に落としたりどこかに飛ばしたりします。


子供達には長袖ビブ+プラスチックのエプロン+下半身は新聞紙で覆ってハイチェアに座らせていますが、ここまでしても洋服の汚れがひどすぎる!

もう、どんな強力なシミ取り剤でも間に合わないくらいになってしまいました。

初めはちょっと薄いシミでも繰り返すごとに濃くなり、ついにはもう着られない洋服が激増!


今までは汚れたってシミ取りすれば大丈夫!と可愛い洋服も着せながら食事をさせてきましたが(ただお出かけ前に再度着替えるのが面倒なだけだったんですが・・・)、そんな贅沢は事しちゃいられないっと思いなおし、先日大量に安物の服を仕入れてきました。


誰かにあげるかも・・・?

もしかしてもう一度妊娠したら下の子に・・・

可愛い服を着せていたらお出かけした時に注目をあびるかも?

なんて悠長な事を言っている場合じゃありませんっっ。


今期限りで着倒すつもりでいれば、汚されても私の精神状態も悪くならず子供を叱ったりすることもありませんよね。

急いでいる時や高かった洋服を汚された時ってとても感情的に叱ってしまい反省の日々だったのです。

子供の視点ではなくて自分の仕事が増えることに関してはカッとなってしまい、時々子供がビクッとするのでこれはヤバイ・・・と思い始めていたところでした。


初めから見栄を張らずにラフな格好をさせれば良かったんだと急に目から鱗が落ちた感じがしました。

双子達よ、これから当分の間写真やビデオに残る君達の姿はいつもTシャツ+パンツになるだろうよ(笑)。







久しぶりの対面

私が以前勤めていた会社に1年生として入社した時、配属された部署で私の前任となる先輩OLがいました。

偶然にも彼女の実家と私のアパートが同じ方向だったので、その後公私共にとても仲良くしていただき、私が仕事を辞めるまでの長い間、社内での一番の親友と言って良いほどのつきあいをさせていただいていました。


私が仕事を辞め夫についてアメリカに来た2年後に彼女のご主人もアメリカのワシントンDCに赴任する話が来ましたが、彼女は結局仕事を辞めずご主人が単身赴任することになりました。

一時帰国時にも会ったりして夫婦共々つきあいが続いていましたが、私達がそろそろ帰国するという事もあり、今日は彼女のご主人が出張がてら私達に会いに来てくれました。


彼は私の主人と違ってとてもユーモアがあり、喋っていると時間があっという間に経ってしまうような楽しい人です。

それに私と彼は同じ部署にいたので共通の知り合いも多く、以前の職場の話になると○○さんは今どんな仕事をしているかとかプライベートはどうか等懐かしい面々の話が聞けて一気にOL時代の思い出がよみがえりました。


家族ぐるみで付き合いが出来る唯一の夫婦なので、どこにいてもこうやって会う機会が作れるのは本当に嬉しいことです。

彼より一足お先に日本に帰国する私。

帰国したら、一人で仕事と子育てに奮闘している彼女をたくさんねぎらわなくちゃ!と思うのでした。



写真撮影へ

3月2日は私が住んでいるテキサス州の独立記念日です。

学校ではテキサンデー(Texsan Day)と称し、西部劇に出てくるような帽子にバンダナ、革のブーツなどを履いて登校し写真撮影をしたりイベントを行います。

ちなみに女の子はカウガール(男の子はカウボーイ)と呼ばれるんですよ。


ダウンタウンでは毎年恒例のロデオショーや有名な歌手を招いてのショーなど約3週間に渡りイベントを行っています。


アメリカ生活も残り僅かなので子供達をカウガールにして写真撮影をすることにしました。

早速専門ショップに行って、帽子、バンダナ、ブーツを購入。

そして写真をパチリ!


と・・・・画像を乗せようと思ったら200KB以上の写真はアップできませんですって!

たまたま高画質で撮ってしまったので、ここに載せられません。

うう、残念~。

でもスタジオでも撮影してもらったので、オンラインで共有できるそうなので見られたら後日写真を載せますね!


ところで今晩はアカデミー賞の授賞式をテレビでやっていたんですが、子供達が大興奮して私に飛びついてきてテレビをみるどころじゃありませんでした。

誰が主演俳優(女優)賞を取ったのかしら・・・・?

気になる。



                         






感動したよ~チャングム!

只今友人が送ってくれた「チャングムの誓い」の後半DVDを見るのにはまっていますが、やっと昨日最終回を迎えました。

チャングムの医術への取り組みもさることながら、前編では抑え気味だったミン・ジョンホとの恋愛も後半はどんどん盛り上がり、キスシーンやベッドシーンなど全く無い純愛にもうドキドキでした!

オールインのイ・ビョンホンに熱をあげていましたが、今やチ・ジニさんに目移りしそうなくらい目がハートの私です。


全54話なのにほとんど飽きずに見終わったのにも驚き!

物語はフィクションだけど医女チャングムは実在したし、男女差別が今よりはるかに厳しい15世紀に王朝の記録に名を残した彼女は一体どんな人だったのだろうとあれこれ想像してしまいます。

記憶に残るような台詞も随所にちりばめられて、名場面シーンを繰り返し見ているところです。


私、基本的に映画、ドラマ、本など2度繰り返し見たり読んだりしないタイプなんです。

なのに韓国ドラマだけどうして繰り返して見てしまうのか我ながら不思議です・・・・。

今の私の心の渇きを癒してくれるものがあるのかしら・・・?



ところで、遅ればせながら3月3日はお雛様でしたね。

去年のブログでお雛様は日本に帰ってから買う予定でまだ持ってないなんて事を書いたような気がするのですが、今年は夫が出張中だったと言う事もあり質素に終ってしまいました。

一応形ばかりでターキー(七面鳥)のそぼろ、炒り卵、桜でんぷを使い押し寿司だけ作りましたが、子供の口に合わなかったようで全然食べてくれず・・・(泣)。

来年こそはきちんとお祝いをしてあげなくては・・・と思う私です。

実は私は自分のお雛様を持っていないので、娘には嫁入りの時に持たせてあげられるような良質のものを買ってやりたいと思っています。